近日中にギタリスト向けの実技講座「Webで学ぶフラメンコギター」の連載を始めます。
新連載の概要
今まで当ブログでは、以下のような文章コンテンツを発信してきました。
フラメンコ音楽論
フラメンコの音楽面全般を扱う長期連載
音楽理論ライブラリー
何かと引用する機会も多い一般的な音楽理論をまとめた短期連載
これらの講座は主に理論面からのアプローチのものでした。
一方、このブログを始めた当初からずっとフラメンコギターの教則的な内容を、Web上で体系的にまとめられないか?と考えていましたが、他にやりたいことが多過ぎて後回しになっていました。
ここ1年半ほどのブログ活動で「フラメンコ音楽論」などの、文章でやりたかった内容もだいぶ形になってきたし、このあたりで、ずっと計画していたギタリスト向け実技講座に着手したいと思います。
フラメンコギターへのガイドとして
まず、日本人はかなりギターが好きな国民だと思います。
古くは古賀メロディーにはじまり(自分の祖父もやっていたらしいです!)、グループサウンズやベンチャーズからのエレキブーム、1970年代のフォークギターブーム、1980年代のハードロック・メタルブームとバンドブーム、押尾コータローに始まってニコニコ動画で盛り上がったソロギターブームなどなど。
そういう歴史があるだけに、世代を問わず日本国内のギタープレイヤー人口は多く、とくに近年のソロギターブームからの流れで、現在、アコースティックギターの人気は非常に高いように感じます。
こんな背景もあって、フラメンコギターの奏法に興味がある人はたくさんいると思うのですが、フラメンコは特殊奏法も多いし、音の出し方、リズムのとりかたやフレージングも他のジャンルのギターと異質なもので、敷居が高いと感じる人が多そうです。
実際問題、リズムやフレージングの話になると、何年もかけてフラメンコの形式を勉強して、ということが必要になってきますが、それはフラメンコ以外のジャンルでも同じ事で、一朝一夕にはいきません。
新連載の「Webで学ぶフラメンコギター」では、まずは、他ジャンル含めたギタリストの関心が最も高いであろう「フラメンコ奏法」にフォーカスしてやっていきたいと思います。
フラメンコ奏法をテーマに文章で発信
フラメンコ奏法ですが、独学ではなかなかそれらしい音が出せなかったり、スピードが出せなかったりして、無理な練習をして指を壊してしまう人も多いのが現状と思います。
「Webで学ぶフラメンコギター」は将来的に動画チャンネルとの連携も視野に入れていますが、まずは文章で表現できる範囲で、具体的・実用的な内容を書いていきたいです。
この講座でやる内容は、自分がギター教室で教えている内容の一部ですが、これを読んで本格的にやってみたいと思われたら、是非「後藤晃ギター教室」へのお問い合わせをお待ちしております。オンラインレッスンは全国対応です!
お問い合わせはEメールにてakira.goto.guitarclass@gmail.com
「フラメンコ音楽論」とは並列展開
今後、長期連載の「フラメンコ音楽論」と新連載「Webで学ぶフラメンコギター」を平行して更新していきます。
当面は「Webで学ぶフラメンコギター」に注力しますので、「フラメンコ音楽論」は、しばらく不定期更新となります。
コメント