ファルーカPart2【YouTubeファルセータ動画24】

ファルーカ Part2 動画
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今回のYouTubeファルセータ動画は、約13ヶ月ぶりにファルーカを弾きます。

ファルーカ形式解説

ファルーカ(Farruca)【フラメンコ音楽論29】
フラメンコ音楽論 第29回はファルーカです。北部起源系2拍子ですが、踊りのジャマーダが倍速になるのが注意点。タンゴ・デ・マラガとの違いもさらに掘り下げています。

前回ファルーカを弾いたのは2019年の5月末で、エル・ボラのファルセータでした。
今回は、この曲の続きの部分も弾いています。

ファルーカPart1(Farruca1)【YouTubeファルセータ集10】
YouTubeファセータ動画集 第10弾はエル・ボラのファルーカ。スペインで本人に習った思い出深いものです。エル・ボラの音楽への思い入れも語ってみました。

今回は2分46秒と長めの演奏

いつも、ファルセータ動画を録るときはファルセータ2~3つくらい、1~2分程度の長さで作っていますが、今回はファルセータ数は4つ(実質は5つかな)、2分46秒というファルセータ動画としては過去最長の演奏になりました。

というのも、1つ目のファルセータ以外の部分はひとつながりの展開で、完成されていて切り離せない感じなので、折角ならイントロをつけて単体のギターソロ曲に近い感じで演奏してみたかった、ということです。

では、ファルセータごとに個別解説します。

1つ目のファルセータ【チキ・ヒメネス?】

1つ目のファルセータは2000年頃と思いますが、沖仁さんの家に遊びに行ったときに、一緒にギターを練習して、そのときおぼえたものです。

確かチキ・ヒメネス(マドリードのギタリスト)の作と言っていたと思います。

いきなりのAdim(ハーフディミニッシュかも)がカッコいいですよね。

この最初のコードのインパクトが凄く気に入っていて、よく弾いているファルセータですが、もともとウロおぼえで、覚えたときも録音とかしてなかったので、原版とぜんぜん違うことになってると思います。

今回はイントロに使用したので、雰囲気重視でややリズムを崩して演奏しています。

2つ目のファルセータ【エル・ボラ】

2つ目~4つ目のファルセータはエル・ボラの作で、昨年弾いたファルーカの後半部分です。

一応3つのファルセータという扱いにしましたが、一連の流れになっていて切り離せないので、このセクションは全部通して演奏しました。

2つ目のファルセータは、前半はアルペジオとピカード、後半はトレモロと、ギターソロとしては王道の展開です。

コード進行も王道的なものですが、トレモロの中でB♭のコードが出てきます。
これは♭ⅡM7で、いわゆるナポリコードです。

3つ目のファルセータ【エル・ボラ】

FM7から入って、6拍ずつ進行している部分で、ファルセータというよりブリッジですね。

この6拍進行は、クラシックとかプログレに出てきそうな手法ですが、曲全体の流れの中で強いアクセントになっていて、エル・ボラの並々ならぬセンスを感じます。

4つ目のファルセータ【エル・ボラ】

ピカードのカデンツァが入って、そこから倍テンポのタンゴのとりかたになっています。

ここのタンゴ取り3連フレーズはサビーカスを彷彿とさせますよね。

エル・ボラはモダンスタイルの印象が強いですが、こういう古風なフレーズを好む部分もあって、彼が弾くと全てが違和感なく溶け合う面白い音楽性だと思います。