オリジナルギター曲 第3弾はソレア・ポル・ブレリア
約2か月ぶりの録音です。
形式はソレア・ポル・ブレリアで、純フラメンコギター自作曲としては3曲目です。
2018年9月23日録音、本日9/24に編集作業を行って仕上げたものです。
この曲も半分以上は過去に作ったファルセータで出来ていますが、いろいろと作り直したり作り足したりしてリニューアルしました。
コード使いについて
内容的には、コード使いに注目いただきたいです。
おそらく自分しか使わないコード進行・ボイシングが随所に入っています。
コードに関しては、独自のこだわりがありまして、ソロギターでしか成立しないようなのも多いんですが、フラメンコのコンパス感やフレージングとの相性なども考えながらやっているうち、長い時間かけて徐々に醸成されてきたものです。
制作経緯など
前の記事でご報告したとおり、しばらくフラメンコギターの活動は休まざるを得ない状況でしたが、先々週末あたりにその状況を抜けました。
この曲は、先週の連休(9/15~9/17)から、過去のファルセータ発掘・新たに作曲・構成・アレンジ、といった準備をはじめて、約1週間で仕上げたものです。
ブレリア・タンゴも大体1週間で仕上げていますが、過去の自作ファルセータのストックがあるおかげで、そういう短期間で出来るわけです。
ギターソロ曲をゼロから全部作ったら1曲につき数か月はかかるんではないでしょうか。
フラメンコギターのソロ曲は音楽の密度が非常に高いし、細かいし、リズム型やフレージングで全然印象変わるのでアレンジ推敲にも時間かかったり。
5~6曲出来たらCDにすることも見えてくるかな?
今後も挑戦していきたいです!
YouTube版MV(2019年1月31日追記)
自作曲イメージ動画第二弾です。
この曲のテーマは『記憶』なんですが、20年近く前に作ったものから、昨年の夏に作ったものまで色んな時期に作られたファルセータが組み合わさっています。
みんなそうなのかもしれませんが、自分は好きな音楽や自分で作ったフレーズと記憶がセットになっていて、音楽を聴いたり、ギターでずっと弾いてなかったフレーズを弾くと、突然忘れていた記憶の断片が脳内再生されることがあります。
この曲は作曲時期が飛び飛びなせいか、練習していたら、いろいろな記憶の断片が出てきて時系列もめちゃくちゃな一塊りのイメージみたいになって……それで、この曲題にしました。
動画に使用している映像は、今回は自分自身が撮った写真が中心になっていて、記憶の断片の集合体という感じです。
原体験として子供時代の記憶も入ってます。
最後のほうに出てくる大きな木は、自分が子供時代に毎日のように遊びに行って登ろうとチャレンジしたりしてた木です。
結局登れませんでしたが。
二年くらい前にその木があるところへ行ってみたら、当時とほとんど変わらない佇まいでいたので、嬉しくなって写真に撮ったものです。
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