フラメンコ専門誌のパセオフラメンコ2022年11月号より、新連載「ねこ2フラメンコ形式学習帳」が始まりましたので、お知らせいたします。
「ねこ2フラメンコ形式学習帳」の概要
パセオフラメンコでは、2022年10月号まで「続・フラメンコ未来構想」という連載を執筆していましたが、これはコロナ禍で起こった社会変化に対応しつつ、日本でフラメンコというジャンルを活性化していくにはどうしたら良いのか?というテーマで書いていましたが、今度の新連載はフラメンコの探求という本道に立ち戻って、フラメンコ形式の分析と考察というテーマでやっていく事にしました。
――パセオ連載開始当初(2021年春から)は、「ねこ2ギター屋さん」という連載で、フラメンコのリズム(コンパス)をテーマに「コンパス=サイクル理論」という内容をやっていたのですが、コロナ禍の長期化というフラメンコ業界にとって危機的な状況があり、急遽、コロナ対応企画として「フラメンコ未来構想」をスタートさせました。
「フラメンコ未来構想」は、続編の「続・フラメンコ未来構想」と合わせて14回の長期連載となりましたが、内容的には、フラメンコ業界の現状分析に始まり、コロナ禍において重要な選択肢と思われるインターネットでの発信や、そのためのコンテンツ論などが中心でした。
「ねこ2ギター屋さん」について
「フラメンコ未来構想」について
「続・フラメンコ未来構想」について
そして今回の「ねこ2フラメンコ形式学習帳」ですが、これは当ブログの「フラメンコ音楽論」で扱っていたものが原案となります。
「フラメンコ音楽論」でやっていたものは、主に楽器奏者を対象としていますが、パセオの読者層はバイレをやっている方が中心という事ですので「フラメンコを学習する全ての人が、曲種の勉強をしながら音楽面の理解を深めていく」という事を目標に再構築していこうかと。
そして「ねこ2ギター屋さん」に出てきた2匹の猫、パッチとチビに再登場願って、猫と一緒に学習していくという形でやって行こうと思いますので、なにとぞよろしくお願いいたします!
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