近日中に当ブログにて新コンテンツ「フラメンコ音楽論」の連載開始を予定しています。
以前から考えていた企画なんですが、独自ルールが多くて難解なフラメンコの音楽を楽器プレイヤー目線から、一般的な音楽理論を用いて体系化言語化しよう、という内容です。
これは自分のフラメンコギター発信活動の一環なのですが、他ジャンルの音楽家や、これからフラメンコを学びたいという人の助けになれば、と思ってチャレンジします。
楽器や音楽の知識がある人にとってもフラメンコの音楽は理解が大変です。
- フラメンコ音楽に興味があるけれど、理解が難しい
- 踊りの伴奏やフラメンコセッションに参加して演奏したい
- フラメンコの音楽を自分の音楽に採り入れたい
こういう思いをもっている人はかなりいるんではないかと思います。
今まで、あくまで自分個人がフラメンコを理解するための一つの方法として25年以上研究してきたことですが、それをこのブログに書いていこうと思います。
現在、ゲーム音楽演奏ブログのほうで「ゲーム音楽論」として、ゲーム音楽の理論的解析の企画をやっていますが、フラメンコ音楽の解析はかなり大変と予想しています。
というか、フラメンコ全体のことは言葉では語り尽くせないと思います 。
歌や踊りのことまで全て理論化して人に伝えられるほどの見識も自分にはありません。
自分はギタリストですので、以下のようなテーマに絞ることにします。
- ギタリスト・楽器プレイヤー目線からの音楽理論的な考察
- 楽器単体での表現や歌・踊りへの伴奏
具体的には、フラメンコ音楽の成り立ちから、リズム・形式の理解、調性、スケール・モード、コードワーク、フレージング、伴奏法など、どうしたらフラメンコの「音楽」を理解して演奏できようになるか?というテーマでやっていきたいと思います。
長い連載になりそうですが、よろしくお願いいたします!
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