ブログとWebsiteを統合しました。このブログはリンクフリーです。(2019年9月26日更新)

ブレリアPart1(Buleria1)【YouTubeファルセータ集02】

ブレリアPart1 演奏の概要

1996年頃にスペインで師匠のアグスティン・カルボネル=エル・ボラに教わったブレリアです。

3つのファルセータを繋げて弾いていて、これらはボラの2ndアルバム『Vuelo Flamenco』に収録されています。

2つ目と3つ目のファルセータはホルヘ・パルドのアルバム『Veloz』でも弾いています。

この中では、とくに2番目の9拍目裏から入ってハイポジションにスライドするファルセータが鬼のカッコ良さと思います。

これを初めて聴いたのは、ホルへパルドのCDでしたが『スペインに行って、絶対に本人に習いたい!』と思っていたファルセータの一つです。

スペイン滞在中、マドリードで行われたエル・ボラのライブは、ほぼ皆勤賞で行ってましたが、なんというか壮絶な演奏をする人でした。
CDよりライブのほうがテンポもかなり速いしタッチも強かったです。

当時の自分には神にも等しい存在でしたが、今、少しは近づくことができてるんだろうか……

動画の再アップについて(2019年1月20日追記)

1月19日にYouTubeにアップしたものはボツテイクとし、1月20日に新たに録画・アップした『Take2』を正規テイクとします。
変えた部分は、以下の通りです。

  • take1は演奏が棒な感じだったので強弱感を意識
  • テンポを少し速くした。take1が230BPM、テイク2が245BPM
  • 3つ目のファルセータのAに落ちるところを裏リズムに変更。ここはボラ本人も弾くたび変わってたので……
  • 最後、ガツンとしたジャマーダ入れてみた

1つ目のファルセータのポイント

低音アルペジオを主体にしたファルセータです。

こういうアルペジオはフラメンコ独特のものですが、音の強さが欲しいので、極力アポヤンドで弾くようにします。

ですので、通常のアルペジオと演奏フォームが異なります。

フラメンコでは低音アルペジオに限らず、高音弦のアルペジオもアポヤンドで弾く場面が多いですが、これはパルマやサパテアードに埋もれないようにするためです。

2つ目のファルセータのポイント

2つ目のファルセータはディミニッシュの細かいフレージングが出てきたり、テクニック的にも難しいですが、それよりコンパスのとりかたが難しいです。

これは9拍目の裏から入っていて、ボラはこの入りかたを多用するんですが、最初は全然掴めなくて苦労したおぼえがあります。

3つ目のファルセータのポイント

これは前の2つに比べると比較的難易度が低いファルセータと思いますが、take2バージョンのようにオチの付け方を裏で弾くとカッコイイですね。

そして、最後の10裏からの親指下降フレーズは畳みかける感じで弾きます。

ブレリア(Buleria)形式解説

ブレリア(Buleria)【フラメンコ音楽論12】
フラメンコ音楽論 第12回はブレリアです。ブレリアは12拍子系の中でも最も自由度が高く、理論化は至難ですがコンパス=リズムやコードワークの解析に挑戦しました。

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