ブログとWebsiteを統合しました。このブログはリンクフリーです。(2019年9月26日更新)

ブレリア Part2(Buleria2)【YouTubeファルセータ集03】

ブレリアPart2(Buleria2)演奏解説

前回に続きエル・ボラのブレリアで、今回は長めのファルセータ2つです。

1つ目はボラの1stアルバムに、2つ目は2ndアルバム『Vuelo Flamenco』とホルヘ・パルドの『Veloz』に収録されています。

今回のは両方ともエル・ボラに教わった中でも屈指の名ファルセータと思いますが、リズムもテクニックも難しくて、それなりに弾けるようになるのに、教わってから数年を要しています。

ブレリアPart2は前回のブレリアPart1と対になるものですが、ボラやホルヘ・パルドのCDを聴いてずっと憧れていたものです。

自分がエル・ボラのレッスンに通ってる期間はちょうどセカンドアルバム『Vuelo Flamenco』の発売の時期でした。

ボラはPRのために毎日のようにライブをやっていましたが、その状況でよく半年間もレッスンに応じてくれたな、と今になって思います。

多忙な合間をを縫ってのレッスンだったので、ライブ会場の楽屋とか『カンデーラ』というバルの厨房で夜12時くらいからレッスンをやったこともあって、これらファルセータを弾くと、そういうことを懐かしく思い出します。

1つ目のファルセータのポイント

出だしのB♭M7の使い方が綺麗かつ、ぶっとんでいて好きです。
前回のブレリアPart1でも少しふれましたが、このファルセータも9拍目の裏から入っています。

そのあと、Aマイナーペンタトニック→Gマイナーペンタトニックみたいな動きになります。

B♭M7やA♭M7も絡むのでブルースやロックのペンタトニックとフレージングが違いますが、フラメンコにも無いやりかたなので、面白い効果をあげています。

そのまま、長~い親指フレーズに突入しますが、ここはスラーでのリズムキープが結構難しいです。

その次のB♭の3連符と8分音符の裏を組み合わせたフレーズが独特でカッコイイですが、ボラはこういう『えー?リズムどうなっとるの??』的なフレーズ多いです。

2つ目のファルセータのポイント

二つ目のファルセータはアルペジオからで、こういうパターンて基本なんですが、ベース音を入れながらシンコペーションさせていくので綺麗に弾くの難しいてす。

ここも前回ブレリア1のとき触れたように、なるべくアポヤンド(に近いタッチ)で弾きます。

中盤のC7→B♭7のシーケンスは薬指・小指の短3度ストレッチがきついです。

そして最後のほうのクロマチックっぽいスケールは、ホルヘパルドが吹くサックスのフレーズをイメージして作ったらしくて、ホルヘのCDではユニゾンしてますが、踏み外したりリズム裏返ったら終わり系のやつですねww

ブレリア(Buleria)形式解説

ブレリア(Buleria)【フラメンコ音楽論12】
フラメンコ音楽論 第12回はブレリアです。ブレリアは12拍子系の中でも最も自由度が高く、理論化は至難ですがコンパス=リズムやコードワークの解析に挑戦しました。

コメント