2022年明けましておめでとうございます!
「近況と活動方針」2022年新年号をお届けします。今回は新年号ということで、昨年2021年のギタリスト活動を振り返りつつ、2022年の活動方針を立てていこうかと。
2021年のギタリスト活動まとめ
2021年も結局ずっとコロナの影響を受け続けた1年間でした。そろそろ、うんざりしてきましたよね……。
ちなみに、ライブ出演は自主企画ライブをお休みしているため、1年間で片手で数えられるくらいしかありませんでした。
現在の自分の方針として「コロナ禍の間はライブ等は不自由なので、とにかくインターネットチャンネルを強化しておく」というのがあります。
これは、コロナ禍の長期化が決定的となってきた「近況と活動方針2020年夏号」(2020年6月)のあたりで決めた方針ですが、それから1年半の間、同じ状況が続いているために基本方針も大きくは変えられない、といったところです。
2021年もこの基本方針のもと、ブログ・YouTube・SNSなどのインターネット活動の強化を中心に取り組んできましたが、その中で大きなものとしては、ブログのリライト(第2回)とSNSへの動画投稿強化というのがありました。
夏以降はギターレッスンが増えてきたり、リライト作業が思ったより大変で長期化したりして、活動可能時間が圧迫されてブログやYouTubeの新規コンテンツ制作が鈍っていた状況もありますが、それでもブログやYouTubeのアクセスは伸長して、インターネット活動は概ね好調だったと言えるでしょう。
昨年1年間、皆様のご愛顧に感謝いたします。
2022年は収入より時間確保を優先
2022年の方針ですが、これからコロナ収束も意識しつつ、さらにギターの活動に力を入れていくために一つの決断をしました。
先ほど書いた通り、2021年の夏以降、普段のギターの練習時間なども圧迫されるほどの状況になってきているし、このままではライブなどの仕事が急に入っても即応出来ないのではないか?という危機感もあり、2022年の1月から基本生活サイクルを変える事にしました。
具体的には「収入↓自由時間↑」という選択をしたのですが、その結果、月に40時間ほど自由時間を増やすことが出来そうです。収入は2割ほど減りますが……。
この月40時間は主に以下の活動に時間を割り当てたいと考えています。
- コロナで減っていたライブ活動の活性化
- 時間が無くて休止していた作曲活動の再開
- 不足しがちだったギター練習時間の充足
- 常時睡眠不足気味だったので休養にも時間を充てて気力と体力を回復(これ、かなり重要)
こんな具合ですので、ブログやYouTubeの更新ペースアップまでは時間が回らなそうですが、コロナが思うように収束せず、ライブ活動が停滞するようなら、その分ブログやYouTubeに時間を割り当てようかと。
――全体的な近況と活動方針は以上ですが、ここからは各活動ごとに2021年のまとめと2022年の方針を書いていきます。
ブログ活動について
2021年も当ブログ(後藤晃のフラメンコギターブログ)と「ゲーム音楽をソロギターでひたすら弾くブログ」の2つのブログを同じくらいの時間配分で運営してきました。
前述の通り、昨年後半はブログの新規コンテンツが少なかったのですが、年間を通してアクセスが伸び続けています。
2020年は月間5000PV前後でウロウロしていたのが、2021年の春先には月間8000PV、夏には月間10000PV、そして12月には月間14000PVと、最高アクセス数を更新中です。(※PV数は2ブログ合計のもの)
これは、昨年から強化しているSNS動画投稿の効果もあると思いますが、自分のブログの場合、80%近くはGoogle検索からの流入なので、地道なSEOとリライトが実を結んできた結果ではないでしょうか。
なお、ゲーム音楽演奏ブログ単体の2021年活動報告と2022年運営方針はこちらの記事をご覧下さい。
当ブログのほうも、2022年は基本的にゲーム音楽演奏ブログと同様の方針、つまり「現状維持を基本に、出来る範囲で更新ペースを上げていく」というものになりますが、今考えている新企画もあるし、未完の既存連載もいくつか抱えていますので、それらについてお話します。
マイノリティのWeb戦略(仮題)
新企画として、「アーティストが自分のコンテンツをインターネットで発信して新規ファンを獲得していく方法」という趣旨の連載企画をやろうと思います。
インターネットでの発信に関しては、自分もまだまだ駆け出しの研究段階なのですが、2018年からの3年半ほどでブログアクセスを10倍に出来たし、YouTubeの登録者数も新規コンテンツ数の割には伸ばせていると思うので、そのノウハウをまとめてみようかと。
内容的には、ゲーム音楽演奏ブログの運営を記録した「月例まとめ」などのデータをもとに、マイナージャンルのアーティストがこれからの世の中をサバイバルしていくための講座にしたいと考えています。
このテーマ、当初は「フラメンコ音楽論」や、この「近況と活動方針」の中でやろうかと思っていましたが、「音楽論」とは言い難い内容になるし、「近況と活動方針」で発信関連の技術的な事を長々と書くのも興味の無い人は読むのがしんどいだろうから、専門セクションを新設するのが良いと思いました。
フラメンコ音楽論
現在「フラメンコ音楽論」は内容的に『月刊パセオフラメンコ』への寄稿記事とリンクしているので、当面はパセオへの寄稿と連動させる形で執筆を進めたいと思います。
Webで学ぶフラメンコギター
「Webで学ぶフラメンコギター」は左手の運指法のあたりで止まっていますが、これは指板図や譜面などのWeb向けの図表を制作する時間が捻出できなかったためです。
図表の制作はPCが必須なので、通常の文章のように隙間時間にスマホでやるわけにはいかないし、他にやりたい事・やるべき事が大量にある中で、どうしても優先順位が下がってしまいます。
「Webで学ぶフラメンコギター」に関しては、ギター教室の教材制作と連携させる形で、自分のペースで進めていこうかと。
DTM・機材解説
「DTM・機材解説」については、今後はDTMに限定せず、動画や文章なども含めた「コンテンツ制作講座」のような形に発展させたいと考えています。
インターネットでの発信では、まずコンテンツありきですので、自分で作れるコンテンツの範囲を広げるのは極めて重要な事ですよね。
新企画「マイノリティのWeb戦略(仮題)」とも連動させて、インターネット発信ということを総合的に強化していけるような講座にしたいと思います。
YouTubeについて
ブログと同様に、YouTubeも夏以降は新規コンテンツ数を絞っていましたが、9月からはショート動画投稿を始めて、それが新規コンテンツ減少を補っている形です。
自分の場合、YouTubeに投稿するショート動画は過去動画を30秒前後の縦画面動画に編集してPR用に使っていますが、このやり方なら普通の動画を1本作る労力でショート動画を20本くらい作れるので、9月からはショート動画を優先的に作ってきました。
ただ、ショート動画の特性を掴んで運用方針を決めるのに時間がかかっていて、運用を本格化させてからまだ1か月ほどしか経っておらず、まだデータが十分ではないです。とりあえず当面は今のペースでショート動画投稿を続けてみようかと。
新規の動画コンテンツについては、当面は現状ペース維持となりそうですが、今後、作曲を再開したり、活動を広げたりしていく中で、新たな動画制作需要も出てくると思うので、そういうものにも対応しながらやっていきたいです。
後藤晃のフラメンコギターチャンネル
ゲーム音楽をソロギターでひたすら弾くチャンネル
SNS・サブの動画サイト
2021年はSNSやサブの動画サイトでの動画投稿を拡充しましたが、それに伴って運用アカウントが爆増しています。
現在常時稼働させているものだけでも、Facebook、Twitter、インスタグラム、ニコニコ動画、TikTokがあり、さらにフラメンコとゲーム音楽でアカウントを分けているので、合計10個くらいありますし。
一昨年(2020年)頃まではまではSNSに割く時間は1日20分程度だったのが、現在はYouTubeショート動画も入れると毎日60分から90分と、SNS投稿がギターの練習時間を圧迫する大きな要因にもなってきているので、今後は集まったデータをしっかり分析して取捨選択していく段階ですね。
SNSでの動画投稿に関しては、まだ十分なデータがとれていないものも多いですが、次回の「近況と活動方針2022年春号」をアップする頃(2022年4月上旬予定)には一定の方針を報告出来ると思うし、いずれは新企画「マイノリティのWeb戦略(仮題)」にも反映させて体系的にまとめたいです。
自主企画ライブについて
2020年と2021年は、コロナ禍のリスクと自分自身の多忙な状況を考慮して自主企画ライブはお休みしていました。
ですが、コロナ禍ももう2年近くなり、そろそろ収束に向かうのでは?という雰囲気もあるし、今後はライブなどのギターの活動をもっと積極的にやりたいという思いから、2022年からは「積極的に時間を確保していく」という方向に舵を切ったのは前述の通りです。
しかし、これを決めた後にオミクロン株が出始めて、また不透明な状況になってきたりして、非常に悩ましいですよね。
そんな事情もあり、自主企画ライブも様子をみながら徐々に再開していきたいのですが、まずは自分一人で動けるソロギターライブを開拓していくことを検討中です。
一人で完結できるというのは、スケジュール調整も楽だし、コロナの影響で予定変更や中止になってもリスクが低いですし。
その他の活動
ギター教室、フラメンコ伴奏活動、ライブ演奏依頼やコンテンツ制作依頼の受注、外部メディアへの執筆活動等に関しては、コロナの状況がどうであれ方針に変更はありません。
これらのお仕事はいつでも受け付けておりますし、依頼があれば優先的に時間を確保してやらせていただきますので、お気軽にご依頼下さい。
――以上、自分のギタリスト活動全体について、2021年のまとめと2022年の方針を書かせていただきました。
今回もインターネット活動中心のご報告となりましたが、これからは生活スタイルも変える事だし、ライブなどのリアルの活動にも軸足を移していくことを考えるタイミングでしょうか。
当ブログについては、引き続きより良いコンテンツを提供できるように頑張って参りますので、2022年もよろしくお願いいたします!
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