グアヒーラPart2(Guajira2)【YouTubeファルセータ集18】

グアヒーラPart2
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グアヒーラのファルセータ動画は今回で2回目です。

ちなみに、前回はテンポがゆっくりの踊り伴奏向けのものでした。

今回のファルセータ動画は形式名はグアヒーラとしましたが、かなり速いテンポで演奏しているので、実質はAメジャーキーのブレリアといったほうが良いかもしれません。

グアヒーラ形式に関してはこちらの記事をご覧下さい。

3.3.2.2.2型コンパスとグアヒーラ(Guajira)【フラメンコ音楽論16】
フラメンコ音楽論では、今回から変拍子=変則5拍子系の形式解説に入りますが、まずは3.3.2.2.2型コンパスの概要と代表形式であるグアヒーラの解説をします。

メジャーキーのブレリアについて

EメジャーキーやAメジャーキーのブレリアのファルセータは、踊り伴奏などでかなりの需要があります。

アレグリアスやグアヒーラのエスコビージャの途中とか、終盤のブレリアの途中など、テンポが上がった状態でファルセータにして欲しい、というのがかなりの頻度あるように思います。

メジャーキーのブレリアのファルセータは、よく使うわりにはネタの供給量が少ないですよね。

今回はAメジャーキーのブレリアテンポで3つのファルセータを演奏しました。

以下、個別にファルセータを解説します。

1つ目のファルセータ

1つ目のファルセータは2005年頃に自作したもので、自分がやってたバンド、Galeria RosadaのCD『Secrets of the world』(2007年)のタイトル曲のイントロに使っています。

Galeria RosadaのCD販売ページ

CD販売
フラメンコギタリスト=後藤晃のフラメンコ・ポップグループ「Galeria Rosada」のCDアルバム「Secrets of the world」を販売しています。

最近はインストユニット「羽風」でも「Secrets of the world」をセルフカバーしているので、よく弾くファルセータです。

フレーズの入りが、ほぼ全部アウフタクトになってるのがポイントですね。

コード的にはサブドミナントマイナーやらナポリコードやらをちょろっと絡めて調性に色を付けています。

2つ目のファルセータ

2つ目のファルセータは1つ目のファルセータと続きもので「Secrets of the world」のテーマメロディー部分をファルセータ化して弾いています。

「Secrets of the world」原曲は、上で解説した1つ目のファルセータの後、歌のメインテーマが来ますが、ここの部分です。

ちなみに、これの2つ目のコードはA(♯5)というか、Bm7♭5(onA)というべきか。

自分はブログでは理論とか散々書いてますが、自作曲はこういう謎コードが多いです(笑)

3つ目のファルセータ

3つ目のファルセータは、上の2つを弾いたあとに、何かエストリビージョ(締めくくり)が欲しいなぁ、と思って付け足したものです。

このファルセータの元ネタは、自分が学生フラメンコに出入りしていた頃(1993年から1994年頃?)、神田外語大の佐藤さんというギタリストが作ったものが原型です。

コード進行が綺麗だったので拝借してずっと使っているんですが、原型をとどめないアレンジになってます。

原型は忘れてしまったんですが、もっとゆっくりで、グアヒーラのレトラテンポだったと思います。

マイナーⅡ-Ⅴ(Ⅱm7♭5→Ⅴ7)の下降進行が洒落てますよね。

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