ブログとWebsiteを統合しました。このブログはリンクフリーです。(2019年9月26日更新)

グアヒーラPart1【YouTubeファルセータ集14】

YouTubeファルセータ演奏動画シリーズ第14弾はグアヒーラです。

グアヒーラはブレリアやアレグリアスに似たコンパスですが、3.3.2.2.2型の変則5拍子です。

12拍子でも数えられるので、そうするとブレリアの一部パターンとほぼ同じコンパスです。
詳しくは形式解説をどうぞ~。

グアヒーラ形式解説

3.3.2.2.2型コンパスとグアヒーラ(Guajira)【フラメンコ音楽論16】
フラメンコ音楽論 第16回です。今回から変拍子=変則5拍子系の形式解説に入りますが、まずは3.3.2.2.2型のコンパスの特徴と代表形式グアヒーラの紹介です。

今回は2つファルセータを弾いてますので、ひとつずつ解説していきます。

1つ目のファルセータ

たまには古風なものを、ということで、V.M.セラニートのファルセータです。

セラニートは1970年代~1980年代頃はパコ・デ・ルシア、マノロ・サンルーカルとともにフラメンコギター界のトップを張っていた人です。

驚異的なテクニックの持ち主で、imaの3指を駆使した超速音階がトレードマークでした。

このファルセータ、元ネタは結構有名なものと思いますが、踊り伴奏用のテンポにアレンジしています。

前半部分はトレモロを使ってアレンジしています。

2つ目のコード、E7代理のディミニッシュは結構昔から使われてますよね。
コード機能としてはドミナントですが、サブドミナントマイナーに近い働きをしてると思います。

最後のほうの締めくくりフレーズはDm6→A6→E7→Aという動きで、こちらはもろにサブドミナントマイナーですね。

グアヒーラって昔からこういう『コードの中の1音だけマイナー』みたいな音使いが多かったように思います。

アレグリアス、タンギージョ、タンゴ・デ・トリアーナなんかはもっとハッキリ同主調にいきますが、そういうのより微妙~な変化ですね。

ここはセラニート式にima3指を使ってアポヤンドの修飾をいれています。

2つ目のファルセータ

2つ目は詳細不明ですww

自分の記憶によると元ネタは、かなり以前、ギタリストの高津ゆうじさんと仕事をしたとき、お互いの手持ちファルセータを出しあって合わせたんですが、その時におぼえたものです。

ただでさえウロおぼえのものを、色々勝手アレンジを加えて弾いているので、元ネタとはかなり違ってると思います。

でも、このファルセータ凄い好きなのでよく弾くんですよね。

右手のテクニックはピカード、アルペジオ、トレモロなど結構バラエティーをつけてます。

コードボイシングに関しては、原版は違ったと思いますが、2コンパス目、4コンパス目頭のD69(♯11)がポイントですね。

そして最後はやはりサブドミマイナーに行ってます。

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