ライブ・出演情報メニューを新設しました。このブログはリンクフリーです。(2019年3月21日更新)

フラメンコ音楽論

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フラメンコ音楽論

フラメンコ音楽論14~バンベーラ(Bambera,Bamberas,Bamba)

前回から民謡系の12拍子形式をとりあげています。 前回はカーニャをやりましたが 今回は同じく民謡系12拍子のバンベーラです。 バンベーラは踊りの形式として そこそこの演奏頻度があります。 バンベーラ形式概要 単数形~Bambera,Bamba 複数形~Bamberas バンベーラはバンバとも呼ばれます。 アンダルシア地方の村祭りでブランコに乗って歌を歌うという風習があって その歌が起源と言われています。 歌詞にもブランコが出てきます。 フラ...
2019.04.23
フラメンコ音楽論

フラメンコ音楽論13~カーニャ(Caña,La Caña)

今まで、ソレア及びソレア・ポル・ブレリア アレグリアスを含むカンティーニャス系、そしてブレリアと 代表的な12拍子形式をやってきました。 今までやってきた形式は いろいろなものの影響はあるにしろ フラメンコのオリジナルなものです。 これ以外にも12拍子で演奏される形式はあるんですが その多くは土着の民謡などがフラメンコ化したものです。 今回はそうした民謡系12拍子形式の一つであるカーニャをご紹介します。 カーニャ形式概要 単数形~Caña,La C...
2019.04.22
フラメンコ音楽論

フラメンコ音楽論12~ブレリア(Buleria)

ブレリア形式概要 単数形Buleria 複数形Bulerias 数あるフラメンコの形式のなかでも リズムに関しては発展の頂点に位置する形式です。 その特殊性やバリエーションの多さ、 自由度の高さから自分はそう感じます。 ブレリアはソレアから派生して どんどんテンポが速くなっていったものですが、 その過程でいろいろなバリエーションパターンが生まれ、 現在も発展し続けています。 アンダルシアの田舎町である ヘレス・デ・ラ・フロンテラが本場です。...
2019.04.12
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フラメンコ音楽論

フラメンコ音楽論11~カンティーニャス・アレグリアス(Cantiñas,Alegrias)

カンティーニャス系の形式概要 形式名としてはアレグリアスが有名ですが、 アレグリアスの系統の歌はカンティーニャスという歌から派生しています。 カンティーニャスはアラゴン、バレンシア周辺の民謡・舞踊である『ホタ』の旋律と ソレアのリズムが組合わさって発生したといわれています。 長調の2コードないし3コードでできた旋律を ソレア(ポル・ブレリア)のコンパスにのせて歌います。 この系統の歌はカディスを中心に発展しました。 タンギージョ・デ・カディスなども...
2019.04.07
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フラメンコ音楽論10~ソレア・ポル・ブレリア(Solea Por Buleria)

ソレア・ポル・ブレリア形式概要 単数形 Solea Por Buleria この形式は複数形はあまり使われません。 形式名からわかる通り、ソレアとブレリアの中間的なテンポの形式です。 別名ブレリア・ポル・ソレアとも言われますが、 名称の使用頻度はソレア・ポル・ブレリアが多いです。 日本では略してソレポルという通称で呼ばれます。 本稿でも以下略してソレポルと呼びます。 ソレア・ポル・ブレリアのコンパス ソレポルはコンパス的には 次回取りあげる予定のカンテ...
2019.04.07
フラメンコ音楽論

フラメンコ音楽論09~ソレア(SOLEA)

今回から個別形式に入ります。 まずはフラメンコのリズムの根幹を形成する12拍子系からいきます。 今回は12拍子系形式のベースとなっているソレア形式です。 ソレア形式概要 単数形 ソレア Solea 複数形 ソレアレス Soleares フラメンコの母と呼ばれる12拍子の根幹形式です。 フラメンコのメジャー形式の中では シギリージャと並んで最も古く格調の高い形式です。 ソレアの調性とカポタストの位置など 調性は伝統的にポル・アリーバ(Eスパニッシュ)で演...
2019.04.07
フラメンコ音楽論

フラメンコ音楽論08~フラメンコギターで特徴的なコードボイシング

前回、フラメンコのリズム形式の概要をやりました。 今回から個別形式解説に入る予定でしたが 少し下書きをしたところ、一つの記事が膨大な量になってしまい 予定を変更することにしました。 今回はフラメンコギターの特殊なコードの話です 前々回までコードやスケールの話をしていましたが 下書きの結果、コード関係の話が各形式解説の3割ほどを占めています。 しかも同じ調の形式では話が被ったりしているので まずコード関係の話を調性ごとにまとめてやっておこうと思います。 今...
2019.04.07
フラメンコ音楽論

フラメンコ音楽論07~フラメンコのリズム形式

ここしばらくコード・スケールといった 音程に関わる話を掘り下げていましたが 今回からフラメンコの音楽を理解する上で 最重要になる『リズム形式』に入りたいと思います。 コードやスケールなどのさらに細かい話も 今後リズム形式ごとに解説していこうと思います。 フラメンコにおける曲目、曲名などの扱い 第三回講座でフラメンコの音楽単位について触れていますが フラメンコ音楽論03~フラメンコの基本的発想 フラメンコの曲目は原則的にリズム形式をあらわす『形式名』で...
2019.04.07
フラメンコ音楽論

フラメンコ音楽論06~コード機能と代理コード

リズム形式に入る前に スケール・コードなどの音程関係のことを一通りやっておこうと思います。 今回の内容は『コード機能』と『代理コード』です。 コード機能 一般的な音楽にはコード進行があり、 コードにはそれぞれ『コード機能』がついています。 メジャーキー ・トニック ・ドミナント ・サブドミナント マイナーキー ・トニックマイナー ・ドミナントマイナー ・サブドミナントマイナー という六種類のコード機能があります。 ~マイナ...
2019.04.07
フラメンコ音楽論

フラメンコ音楽論05~コードスケールのフラメンコへの応用

前回、フラメンコで使われる音階とコードについてやりましたが、 あれだけだとちょっと大雑把で中途半端な感じがするので、 もう少し掘り下げておきたいです。 メジャー・マイナーのキーのものは普通の音楽とだいたい同じなので、 今回も『ミの旋法』中心の話になります。 すみません、今回も音楽系以外のかたにとっては退屈かもしれませんが 考え方だけでもくみ取っていただければ、と思います。 フラメンコで求められる即興性 フラメンコギターでは譜面はほとんど使いません。 とく...
2019.04.07